天才シェフのおせち

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一昨年、どうしても購入できず

断念した道野さんのおせちを

今年は無事購入できて

美味しいお正月を迎えました。

ビックリしたのは

時間が経っているのに

全て美味しかった事。

それぞれに野菜の付け合わせがついているのですが、それがとても美味しかったことに感動しました。

例えば、鴨には、ナッツ添えとありましたが

なんとも、香ばしく綺麗に刻んでありとても美味しいのです。

鯛のポアレには

キノコの炒めもの

すごく感動したのは

ローストビーフにはキャベツをカレー味に

炒めてありました。

鶏肉のバロティーニには切り身の間に椎茸を一枚ずつ挟んであり

タコとオリーブのマリネには

カリフラワー。

海老のコンソメゼリーには

5mm野菜が彩りも綺麗でとても美味しく感じました。

そして、ビックリしたのは

豚肉の煮込みには

牛蒡が添えてあるのですが

脂っこくなく、プロの料理を感じられました。

パテドカンパーニュもこれまた美味しく

赤ワインにピッタリでした。

 

これだけの肉料理をパクパク食べられるのは

添えてある野菜がさっぱりして

また次のお料理に箸が進む、、、。

 

食べながら

不思議に思いました。

 

料理人らしく

キチッと切り揃えた野菜たち、、、。

味付けも絶妙で

レストランで作ってすぐ食べてもらう料理と違い、冷めても日が経っても変わらない美味しさ。

素晴らしかったです。

 

私は基本

おせちを買っても

満足なものは期待できないので、、、、と

思っていましたが

道野さんのおせちは

王者の貫禄でした。

 

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ところで

以前、道野さんのお料理をいただき

改めてフランス料理の美味しさに感動しました。

 

店名の意味が不思議だったので

ホームページから

Michino Le Tourbillon
トゥールビヨンtourbillon)とは、フランス語で「つむじ風」「旋風」という意味。

姿は見えないが、ものを動かし、人を動かす。

ミチノ・ル・トゥールビヨンは、そんなつむじ風でありたい。

唯一無比の精緻な創造を通して、フランス料理界に再び新しい風を呼び込みたいと思っています。

 

お時間ある時に

道野さんのお店のホームページをご覧になってください。

道野さんの経歴がまたビックリするのですが

同志社大学の神学部卒業

神父にならず

何故料理の世界に、、、と思いますが

とにかく文章が面白い。

 

興味のある方は

本も是非お読みください。

 

私は思わず、涙がポロリなんてこともありました。

 

レストランを開業して

頂点に立ち

挫折も味わい

今がある、、、。

 

そんな道野さんのお料理は

五感を刺激させてくれる素晴らしいお料理です。

 

私は

函館で行われている世界料理学会で初めて前回お会いして色々お話しさせていただき

道野さんの優しさと

道野さんの強さを感じ

是非、料理を頂きたいと数年前に時間を作り

お店に伺いました。

 

思った通り

どこにもない

誰にも作れないフレンチだと思います。

 

道野さんは

世界料理学会の事も

とても感動してくださり

多くの方々にその感動を伝えてくださり

宣伝してくださいました。

 

そのお人柄に

実行委員の一人として感謝しています。

 

仕事柄

色々なシェフと接する機会に恵まれていますが、

道野さんもまた、素晴らしい方で

私は

天才シェフの一人と思っています。

 

是非、その感動を経験なさりたければ

お店に足を運んでください。

 

遠慮せず

私の紹介と予約の時にお伝えください。

喜びます。